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この中でもアセンディングトライアングル・ディセンディングトライアングルを意識したトレードをすることで80%以上の勝率を叩き出すこともできます。
チャートパターンはこれだけ覚えておけばいいと言っても過言ではないでしょう。
三角持ち合いの力を存分に利用する為にこの記事を最後まで読んでみてください。
トレードするにあたって、逆三尊(ヘッドアンドショルダー)やダブルトップ&ボトムなどのテクニカル指標はわかりやすく効果も強いのでもちろん覚えておくべきですが、テクニカル指標だけを見ていてもチャンスをものにするには不十分です。
三角持ち合い(トライアングル)はレンジ相場やエリオット波動の終点でよく見られ、その後の動くタイミングや値動きがある程度予想出来るので、トレード勝率や収益率を大幅にアップすることができます。
実際に三角持ち合いをどのように見て、アセンディングトライアングル・ディセンディングトライアングルをどのようにトレードに生かせば勝てるのかをTradingViewを例に説明していきます!
三角保ち合い(トライアングル・フォーメーション)とは
チャートには似たようなパターンがいくつか存在します。
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三角持ち合い(トライアングル)とは、高値も安値も更新できずどっちつかずな状況が続き、次第に値幅が狭くなっていくチャートパターンです。
三角持ち合いは三種類に分類することができる
三角保ち合いは以下の3種類に分けることが出来ます。
- シンメトリカル(対称)・トライアングル
- アセンディング(上昇)・トライアングル
- ディセンディング(下降)・トライアングル
シンメトリカル(対称)・トライアングル
それぞれの三角持ち合いパターンには以下のような性質があります。
- シンメトリカル(対称)・トライアングル = 前のトレンド継続
- アセンディング(上昇)・トライアングル = 上昇トレンド継続
- ディセンディング(下降)・トライアングル = 下降トレンド継続
引用元:SBI証券
シンメトリカル(対称)・トライアングルは、山と山、谷と谷を結んだトレンドラインが上下対称になるように引ける三角保ち合いのチャートパターンのことで、基本的に前のトレンドの一時的な小休止を表し、再び直近のトレンドが継続することが多いです。
トライアングルの中の2分の1~4分の3までのところで直前のトレンドと同方向にブレイクし、4分の3を過ぎてチャートがトライアングルの中にある場合には、トライアングルの効果は失われると考えられています。
ここでとるべきトレード戦略は、直近のトレンドが上昇トレンドであれば、買い先行で回転売買を行っていき、三角保ち合いを上にブレイクしたのを確認してさらにロングを積むという戦略になります。
ただ、実際にはチャート上では上昇トレンドであっても下にブレイクすることもあるので、その場合はトレンド転換が起きるかどうか見極める必要があります。
例えば、「買われ過ぎ」ゾーンであれば、上昇トレンド継続が否定されてトレンド転換が起こりやすいです。
トレンドラインを下にブレイクしたのを確認してドテンショートを持つのがこの場合のトレード法になります。
アセンディング(上昇)・トライアングル
アセンディング(上昇)・トライアングルは、上側は水平線、下側は上向きのトレンドラインとなっている三角保ち合いのチャートパターンのことです。
安値が切り上がっていき、最終的には上側の水平線のレジスタンスラインを突破し、元の上昇トレンドを継続するというパターンが多いです。
このチャートパターンも順張りの押し目で拾ってき、レジスタンスラインをブレイクしたら積み増し、というトレードスタイルが定石となりますが、ダマシもあるので注意しましょう。
ディセンディング(下降)・トライアングル
ディセンディング(下降)・トライアングルは、上側は下降トレンドライン、下側が水平線のサポートラインになっている三角保ち合いのチャートパターンです。
高値が徐々に切り下がり、売り圧力が次第に強まっていることを表しています。
トレンドには逆らわず、売り先行の回転売買で、サポートラインを下にブレイクしたところでショートでエントリーするのがセオリーです。
三角保ち合いディセンディングトライアングルFXトレード例
実際にTradingViewのビットコインFXのチャートを用いて、三角保ち合いを使ったトレード方法を見ていきましょう。
まず、ビットコインの日足チャートで起きた代表的なディセンディングトライアングルを例に挙げます。
この下落はインパクトがありましたが、巨大なディセトラでした。
次に一般的な三角持ち合いの例を挙げます。
このチャートは下落トレンドのビットコインチャートです。
三角持ち合いから下にブレイクして下落トレンドが継続しています。
このチャートを形成しているときのトレード思考は以下になります。
- 二度更に下を目指そうとしたが否定しダブルボトム形成→トレンド転換?
- 直近の高値を更新できずレンジ→三角持ち合い形成と判断。
- トライアングルが1/2~3/4の間でブレイクする可能性大なので、ブレイクしたのを確認してショートエントリー。
さらに、利確ポイントもある程度目星がつく感じになっていたので追記しました。
利確ポイントは、三角持ち合いのパラレルライン(三角の頂点から先端までの傾きを下弦に水平移動させたライン)が第一利確ポイントでしたが、そこは突き抜けています(画像に書いてないです)。
三角を含む下落のレンジ幅の下弦で反発しているので、そのあたりに決済の指値注文を仕掛けておくといい感じのトレードになったでしょうね。
こんな感じで三角持ち合いでのトレードをしてみてください。
三角保ち合いは、色んな時間足(日足、1時間足、30分足、5分足など)で、大小さまざま発生しています。
これらを見つけて、狙いを定めてブレイクでエントリーをするだけでもトレードの勝率は高いと思います。
アセンディング・ディセンディングトライアングルの勝率は?
アセンディングトライアングル、ディセンディングトライアングルの勝率は一見髙そうにみえますが、以下に載せたデータでは6割ほどとなっています。
また、成立する確率はせいぜい47~53%前後、つまりほぼ半々であり有意性はないというデータもあるそうです。
ただ、ビットコインの日足チャートでは幾度となくアセンディング・ディセンディングトライアングルが成立しているので、銘柄や時間軸によってこの確率はバラつきがあるのではないかなと思います。
このトライアングルパターンは探しやすいので大衆が意識しやすい、エントリーしやすいということが言えますが、その反面、大口に逆方向の値動きを仕掛けられやすいとも言えます。
アセンディング・ディセンディングトライアングルを探す方法
TradingViewチャートでは機能をフルに使って三角持ち合いを探せます。
まず、チャートを拡大しましょう。
トレード画面でこのマークの部分をクリックすると別ウィンドウで全画面表示できます。
この部分をクリックすると拡大表示にできます。
チャートの左サイドにラインツールがあります。このアイコンです。
チャート上をドラッグしてトレンドラインを引くことができます。
こんな感じでチャートでどのラインが意識されているのか、ちょっとでも気になったらラインを引いて検証してみましょう。
この画像では「トレンドライン」を使っていますが、三角持ち合いを探すには「延長線」がおすすめです。
描いたトレンドラインは、ドラッグすることで移動でき、ラインを右クリックし「複製」をクリックすると、コピーされたラインが近くに表示できるので、パラレルライン(平行した傾きのラインから利確ポイントを予測した線)を探すときにも役立ちます。
アセンディング/ディセンディングトライアングルの動画解説
三角持ち合い(トライアングル)の別名
引用元:www.fxtrade-lab.com
この三角持ち合い(トライアングル)は、相場が三角形の中に納まることがその呼び名がつけられていますが、一目均衡表の波動論ではこの相場を「P波動」と呼んでいます。
引用元:my-fx.jugem.jp
ちなみに三角持ち合い(トライアングル)とは逆に、高値安値がどちらとも広がっていく相場のことを逆P波動やY波動、逆三角持ち合い、逆ペナント型と呼ぶこともあります。
アセンディング/ディセンディングトライアングルのまとめ
三角持ち合いには三通りあり、
- シンメトリカル(対称)・トライアングル = 前のトレンド継続
- アセンディング(上昇)・トライアングル = 上昇トレンド継続
- ディセンディング(下降)・トライアングル = 下降トレンド継続
というのが基本にあり、特にシンメトリカル・トライアングルは利確ポイントがわかりやすいので勝ちやすいです。