【ADDress法人会員インタビュー】一箇所にいるなんてもったいない!自由に生きるライフワーク「Vol.1 ソニックガーデン須田さん」
須田さん
「プログラミングで遊ぶ文化をつくる」を掲げ、リモートワーク関連の自社サービス開発や受託開発を行う。ADDress会員歴は、2020年9月~法人チームシェアプランに加入。
2011年からリモートワークを開始し、現在は全社員がリモートで働くことを実践しているリモートワーク先駆者のソニックガーデンさん。
ADDress法人会員インタビュー第一弾は、そんなソニックガーデンの須田さんにお仕事について、ADDressとの関わり方や多拠点ライフについてお話を聞いてみました。
リモートワークやワーケーションの導入を検討されている企業にとっては、ニュースタンダードのワークスタイルのヒントがあるかもしれません。
ーー須田さん、こんにちは。本日はよろしくお願いします。入社2年目とのことですが、ソニックガーデンさんに入社されたきっかけを教えていただけますか?
よろしくお願いします、ソニックガーデンの須田です。入社のきっかけは、「自由に働きたい」と思っていたことですね。時間もフルフレックスを導入しているとのことだったので自由な働き方ができると思いました。
実際に、入社してからはチームメンバーで出社時間などを調整しながら、自身の生活に合わせて、やりたいように仕事をできる環境があります。
ーーソニックガーデンさんはとてもフレキシブルなイメージがありましたが、やはりその通りでしたね。
そうですね、バックパック旅行とかが好きで、ワーケーションしながら働いてる人もけっこういます。他にも北海道に移住して小屋を立てている人がいて、その人はオーストラリア一周をしながら仕事した、というワクワクするようなことを実践していたりします。

ーーそれはワクワクしますね。入社前、大学時代のことも少し教えてください。
大学は1年休学していて、その時にカンボジアで2ヶ月ほど学校建設のボランティアをしていました。昔から国際協力や海外支援に興味があって、友人からの紹介で、企業のCSRとしてやっていた説明会に参加しました。
シェムリアップから2時間くらい車で行った村に通いながら、現地の人と一緒にレンガを積んだり、コンクリートを流したり。あとは、シンガポールにワーホリビザでインターンをしに行ってきました。
シンガポールに進出している日系企業の研修をする会社で、日系企業での働き方など研修で提供したり、日系企業向けのコンサルティングや市場調査をしていましたね。
ーー素敵なご経験羨ましいです。現在はどのようなお仕事をされてますか?仮想オフィスの「Remotty」を提供するやりがいなども教えてほしいです。
自社開発したリモートワークのための仮想オフィスRemottyのカスタマーサポートや、お問い合わせくださった方との商談などをしています。
まだこの担当になったのが5月末なので日が浅いのですが、すごく良いなと思っているのは、お客さまと直接やりとりすると「お客さまが欲しているものがわかってくる」ということですね。
これまで私は当たり前のようRemottyを使用してきていたので、どこがサービスの良いところなのかを深く意識していなかったんです。
でもお客さまからの声で、グループチャットやZoomだけではうまくいってない実情を知ることができて、自分たちのサービスがそういったたくさんのニーズを汲んで出来たシステムだと理解できたことはとても良かったです。
ーー時代にあったサービスですよね。普段のスケジュールや休暇はどのようなものですか?
コアタイムなしのフルフレックスで、9時45分にチームミーティングとともに始業、お昼休憩して、18時ぐらいに終業してますね。
以前は、途中で集中が切れてしまって、「ちょっと散歩してくる!」と出かけて、1時間くらいの休憩を細切れにとって仕事してました。そういう対応をしてもらえるのはありがたいなと思ってます。
今はけっこう東京のコワーキングスペースに出社して仕事することが多いですが、ADDressを使っている時などは全く出社していなかったりですね。ちょうど今月もどっか行こうかなと思って来週北海道でワーケーションをする予定です。
あとはリフレッシュ休暇という、有給休暇とは別に1週間連続でおやすみが取れる制度がありますが、チーム内で日程を調整して取得ができます。
ーーADDressのどこの拠点がお好きでしたか?
熱海ですね。水~土で行って、平日は仕事、週末は観光しました。熱海は行ったことはあったのですが、良く知っているわけではなかったので、温泉入りたいな、と思って選びました。
平日も温泉に入ることができて、ご飯も美味しく、拠点の居心地も良かったので好きでした。


ーー平日も温泉、最高ですね。ADDressを利用してよかったと感じることは何ですか?
気分転換になることですね。家に引きこもっていると気分が落ち込むのと、私はずっと一箇所にいるともったいなく感じるので、いろんな所に行きたいと思っています。
知らない街を探索できることも、旅先で人に会うのも好きです。ADDressだと、自分と似たような人にも会うことができるのがいいですね。
どこの国に行ったことがあるとか、どこの拠点がいいとかの話を聞くのが楽しいなと思います。ADDressだけで生活している人や、隠れワーケーターの人に会えたのも面白かったです。各拠点で会った人とは一緒に観光をしたり、夜は皆さんで食事をしたりもしました。
あとは、家族と出かける時間がつくれることです。前回は妹とADDressを利用したのですが、妹は今年働き始めたばかりで、実費で旅行というのもなかなか難しく、会社が福利厚生として導入してくれていると「じゃあどっか行こうか」と気軽に利用ができて良いなと思ってます。
ーーADDressの交流、満喫いただきありがとうございます!「一箇所はもったいない」素敵な発想ですね!須田さんは移動も好きですか?
はい、移動も好きですね。本を読むのが好きなので、移動時間のような制限された時間も嫌いじゃないんです。飛行機に乗る時などもWiFiがないので、事前に音楽や本をダウンロードして、それを聴いたり、読んだりするのですが、その時間が逆に気持ちいいというか、それくらい限定された方がゆっくりできるなと思って、好きなんですよね。
ーー移動も楽しめるのは強みですね〜。導入して変化したことはありましたか?
もともと縛りがなくて自由だったので、特に変化したことはないです。ただ、その自由度をADDressを利用して実際にどこかへ行ってみることで、体感として得られたかなと思います。
全国に拠点があって、しかもその滞在の費用を会社が出してくれてるので、すごく有難いなと感じています。「自由に生きれそうだな」という実感がADDressを使ったことで高まりました。
多拠点生活について、個人的にもすごく共感しているので、将来的にそういう生活をするのもありだと思っています。

ーーぜひぜひ実践してみてください!ワーケーションを企業が導入するメリットってどんなことでしょうか?
社員のリフレッシュになることだと思います。例えば独身で一人暮らしで、という若い社員がずっと家でプログラミングしてて、好きでやってることだけど、それはパソコン1台あればどこでもできる仕事だと思うので、せっかくならどこかでやってみるのがいいと思っています。
私とか副社長はそういったメンバーに対して「ずっとひきこもってるから、引きずり出そうぜ」って言ってたりします(笑)当人たちは問題ないと言ってますが、とはいえ「どっか行ってみたほうがいいでしょ」と思いますね。
ーーいいですね、みなさんを引きずり出して(笑)たくさんリフレッシュさせてあげてください!ソニックガーデンさんのように、自由でフレキシブルな働き方が「当たり前の選択」になる未来が楽しみです!
では、最後に導入を検討している企業にひとことお願いします!
今はワーケーションは、特別な状況下で「やったことがある人だけができる」状態ですが、導入できることがわかれば、やりたいと考える人は多いのでは思います。
ADDressを導入している企業はまだまだレアなので、こういった多拠点でワーケーションができる福利厚生があると魅力的な企業だと思ってもらえるはずです!